お知らせ
📚"新"学習指導要領について📚
2021/11/30
こんにちは中央国際高校です
11月も終わり、明日から12月となります。季節はすっかり冬らしくなってきましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
さて、今回のブログテーマは、タイトルの通り、来年2022年度から高等学校を対象に始まる“新”学習指導要領についてお話しします。
小学校では、中学校・高等学校に先駆けて2020年度より“新”学習指導要領が実施されており、「プログラミング学習の必修化」や3,4年生からの外国語活動など、ニュースなどでご存じの方も多いと思います。
では、高等学校では現行の教育課程から何が変わるのでしょう?(※年次進行で、来年度入学する生徒からが対象となり、現1,2年生は卒業まで現行の学習指導要領の対象となります。)
1.評価方法が、観点別評価になります。
これまでの評定に加えて3つの観点において、A・B・Cの3段階で評価することになります。
①知識・理解 ②思考・判断・表現 ③主体的に学習に取り組む態度
小学校や中学校では、以前から観点別評価(“旧”学習指導要領では4観点)が導入されていますが、高校では初めての試みとなります。
2.科目名の変更や新しく設定される科目があります。
例)現代の国語、言語文化、歴史総合、地理総合、公共、英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、情報Ⅰ・Ⅱなど
「地理」が必履修になるの?とニュースでご覧になった方もいらっしゃると思いますが、実は現行の学習指導要領でも、選択制ではありますが、必履修科目なんですよ科目名が変わることで、学習目標や内容も変わりますが、科目名がそのままのものも学習目標や内容に変化が生じています。
3.情報Ⅰの必履修化
現行の学習指導要領でも、「社会と情報」と「情報の科学」という情報の必履修科目(どちらかの科目を選択)があります。変更されるポイントとして、「情報Ⅰ」は、プログラミングを含む必履修科目であり、小学校からのプログラミング学習に合わせた形となっています。また、2025年の大学入学共通テストで、「情報」が出題されることが正式に決定しました。
来年度の“新”学習指導要領の施行に向けて、中央国際高校では着々と準備を進めております。今後も教育課程などの情報を、ブログなどで発信していきますね。
それでは、またSee you
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